からだが解れないと、こころは解れない

からだを柔らかくする事はいつもと違う脳の回路を使う、硬くするのはいつもと同じ回路を使う。
身体的な動きで言えば慣れていない動きをする事。
言動も相手に確認する前に意味を決めつけない事。
愛情という言葉でも人によって定義はバラバラたが、いつも心身を硬くする人は言動の意味を決めつける。

例えば、友人の家に遊びに行った時に友人が玄関まで見送ってくれたタイミングで宅配が来たとして見送ってくれて嬉しかったと思えばまだ良いのだが「見送ってくれたのではなく荷物を取りたかっただけなんだ」と決めつける人がいる。
心身を硬くするのもそうだし、周りとの関係にも亀裂が入る認知回路です。

同棲しているパートナーが「世の中には愛情が無いパートナーもいる」と言って「わたしたちには愛情が無いのか」と拡大解釈した人がいて、同居している事自体愛情が無いとできないし、愛情が無いのに同居してくれているとしたら惰性ではなく愛情以上(家族)のものだし、ちゃんと相手に確認しないとね。

言動の決めつけ癖を辿ると大抵は子どもの頃からの本来ならコミュニケーションを通すものを顔色を伺うしか無かった環境の影響は大きい。
決めつけない練習はいつからでも遅くはありません。
伺う癖があると聞くのが怖い、聞くのが怖いと人に頼るのが怖くなる。
この防御の反射を取る練習も整体です。

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