魚は水中で生きる為に尾ビレを持ち、鳥は高い所で生活する為に翼を持つ様に、"生きる"のに必要なものを生物は特異的に持ち合わせています。
人間が生きていく為に持ち合わせている能力は二足歩行や言語、そして"表情"。
人間ならではの表情を変える反応は、人間ならではの生き方に繋がります。
副交感神経系の腹側迷走神経は、社会的な交流とその安らぎに働く、人間が得意とする自律神経です。
そんな人間らしい腹側迷走神経は顔面神経核、つまり表情筋に多く存在します。
わたしたちは身振り手振りや言葉だけでなく、豊かな表情で作るコミュニケーションで助け合い生きています。
笑顔が良いという訳でもなく、愛想笑いやいつも作為で笑顔を装っていると表情筋が凝り固まって、腹側迷走神経の働きが弱まり「会社に行きたくない」「一人で居たい」となります。
"迎香(げいこう)"は唇に微笑み、
"攅竹(さんちく)"は目に輝きを宿す。
表情筋のツボを指で解かすと、自然な表情ができ、腹側迷走神経の活性化に繋がります◎
自律神経の乱れの改善とは、腹側迷走神経を活性化する事。