KazutoSaito 
＂ふくらはぎ＂って人間にしかありません。
人間しか持っていない特有のからだの部位は、人間特有の活動と相関関係があります。
人間特有の活動とは、直立二足歩行と＂言語活動＂です。
パーソナルトレーニングをしていていると、特に子どもに多く見られますが、会話が続かなかったり、こちらからの問い掛けに対しての返事が「はい」か「うん」。
そんな子のふくらはぎを触らせてもらうと、大抵、かなりの硬直が見られます。
パーソナルトレーニングの途中で整体を挟んで、ふくらはぎの硬直を解かしてあげると、そこからの後半のパーソナルトレーニングはリアクションが良く、こちらからの問い掛けにもよく応えてくれるようになります。
子どもの場合、家族以外の大人との会話が苦手で克服したいとの親御さんからの御相談もありますが、ふくらはぎへの整体はとても効果的です。
同伴の親御さんは子どもが、初対面で大人のパーソナルトレーナーである自分とコミュニケーションがとれているのを見ると驚かれます。
子どもは単にシャイな性格ではなく、喋りたくてもふくらはぎの硬直が邪魔をして＂喋れない＂のかもしれません。
ふくらはぎの筋肉が良いコンディションになれば、話したい事を思う存分話せますし、走るのだって速くなります。
自由な言語活動は、友だちとの交流が増え、学校授業での挙手が増え、肉体的な活動が延いては社会的な活動とその成長に大きく寄与します。