梅雨のからだ

"冷えは万病の元"と言いますが、冷えより恐ろしいのは実は湿気。
湿気は物理的に肺を重くします。

本来、外気から吸った空気を我々は上気道で自ら加湿して、最後の肺胞末端で湿度100%にしてガス交換を行うというのが、湿気た外気だと自らの加湿分も相まって肺の水分は過飽和に。

梅雨時期は除湿機が必須と言いたいところだが、肺の底上げをそもそもしなければ対症療法的。
運動不足で呼吸器を鍛えなかったツケは梅雨時期にも回ってくる。
肺が下がれば肋骨も下がり肝臓を圧迫する。
肝臓が圧迫すると機能低下して、梅雨時期に吸い込むであろうカビ毒の解毒で肝臓はフル稼働。

体質を問わず除湿は勧めますが(というか必須)特に巻き肩や猫背傾向が強い人ほど最初は胸椎5番に圧力がかかるものが、いずれ肋骨に届いて横隔膜が硬くなり呼吸もし難くなる。
胸椎・胸骨・肋骨下部に蒸しタオルがオススメ◎

食材も利用すると尚良し。
梅雨は高温多湿の国の料理が良い。
自分は年中"ヨクイニン末"推し◎

体癖八種の人は湿気に弱く、この時期は蕁麻疹や神経痛の症状も出やすい。
この時期のサウナは控えた方が良い。

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