「陰極まりて陽生ず」や「一陽来復」という言葉は、冬至の最も陰の気が強くなった日を境に、だんだんと陽の気が戻って来る事を意味します。
毎年12月にやって来る"冬至"は、一年の中で最も太陽が南に寄り、北半球では昼が最も短くなる日。
陽暦12月22日頃になる冬至点の今年のタイミングは
"12/21 18:21"
冬至を始めとした二十四節気は、太陽の動きを基に季節の移り変わりを折り込んだ為、ずれる事がなく、季節の訪れを一歩先んじて察知する事ができ、農耕作業を進める為に使われてきた暦。
今でも季節の移ろいに合わせて地域それぞれの旬の食材を味わったり、衣替えや住まいの模様変えを楽しんだりといった暮らしの知恵としても用いられています。
そして冬至は、日本のみならず世界中の"全て"の文明文化に必ず冬至点を祝う儀式があります。
その日の時刻を境に日照時間が長くなり始める「陰極まりて陽生ず」本来の元旦であるからであり、その瞬間が一番大事なトキだと数万年前から気付いていたから。
世界中にある凡ゆる文明の遺跡や磐座は、現在の技術でも再現不可能なロストテクノロジーである一方で、多くの遺跡にはある共通点があります。
それは、冬至の日の朝陽だけがその遺跡に差し込む設計になっている事。
あれだけ大きな岩を切り出し、1ミリの誤差もなく積み上げ、冬至の日の朝陽だけが差し込む様に造るのは、当時の人たちにとっても冬至点が重要視されてきた文字通りの動かぬ証拠です。
しかも、南米でも、中東でも、ヨーロッパでも、日本でも、大陸間で遠く離れていて文明の行き来がなくても万国共通して存在しています。
そして各々の遺跡では皇帝と神官が冬至点の朝陽を使って祈りを捧げていたと言います。
なぜなら、その瞬間から全ての物事は動き出す"本来の元旦"であるから。
「あけましておめでとうございます」は冬至点から使う挨拶でした。
古代の文明では、そんな冬至点の祈りを人民の為に使われていましたが、現代では権力者たちにより冬至の重要性は隠されてきました。
現在では元旦は1月1日であり、本来の元旦である冬至点からは10日程ズレがあります。
余談ですが…キリストの誕生日というのも当時の冬至点だった12月25日にして、特別な冬至点に生まれた教祖として教徒の信仰心を煽りました。
力というのは、テコの原理である様に起点(支点)に近ければ近い程、少しの力で大きく動きます。
冬至とは、冬と夏の夏至とで一年に2回ある"至点"です。
「あけましておめでとうございます」と言うのは、起点(至点)という冬至に近ければ近い程に効果があるのです。
夏至は太陽の日差しが真上近くから差し込むのに対して、冬至は太陽の日差しが斜め方向から差し込む為、冬至は夏至に比べて物の"日陰"が大きくなります。
この原始的な方法で冬至点の正確な時刻を知る為に、魔法を使う為に、古の権力者たちは日陰を作る為に、先の尖った塔を建てまくりました。
権力者たちは、冬至点=起点の瞬間の祈りで物理が大きく動き出す事を知っていた為、行政上・軍事上の理由として自分たちだけがその力を使う為に冬至点を隠す事になりました。
※Wikipediaでも、奇門遁甲(古代中国で発祥した方位の吉凶を占う占術)が禁じられた理由が載っています。
実は、今年のこの冬至点の時刻というのも国立天文台のサイトだと正確な時刻(日本時間:12/21 18:21)が確認できますが、Go◯gleで検索すると数分ズラされています。
古の権力者たちが石の塔を建てまくって喉から手が出る程知りたかった時刻を独り占めしたかったから。
昔の日本の大和言葉で、時刻は「トキ」。
冬至点は、皇帝や御門が使う魔法の時刻として"御刻(ミトキ)"と呼ばれてきました。
本来の元旦である冬至に日本では、翌年の平和を祈る為、皇居で天皇陛下による神事が執り行われます。
この冬至点に行われる神事が例年にも増して今年は重要視されています。
その理由が来年2025年の恵方が"西南西"であり、皇居(東京)から祈りを捧げる西南西の方角には、日本国民の殆どが住む地域(東京・神奈川・名古屋・大阪・神戸・広島・福岡)があるから。
逆を言えば、このラインを攻撃されたり、大災害が起きると日本は致命的な被害を出します。
恵方というと二十四節気の節分の印象ですが、この国の安泰と平和は前年の冬至点のタイミングで予め、天皇陛下によりお祈りが行われます。
毎年冬至点という瞬間は非常に大事になりますが、今回は恵方の方角に加えて、来年が令和七年という事もあります。
"7"という数字は変化を表す数字です。
"切"という漢字は「七」に「刀」で、これまで続いた流れを断ち切るという意味があります。
これまでも、
・平成7年…阪神淡路大震災、Windows95発売
・昭和7年…五・一五事件、世界恐慌
・大正7年…第一次世界大戦終結、スペイン風邪
・明治7年…台湾出兵
と、それまでの流れを断ち切る大変革が起こるのが"7"の年です。
と、ここまでをまとめますと"令和の御刻"となる今年の冬至点は例年にも増して、小さな祈りの力が大きな物事を動かす力を秘めています。
国や世界といった大きな単位で見なくても、我々個人としても良くも悪くも大変革となります。
是非、今年の"2024/12/21 18:21"は、3分間静かな場所で目を瞑って、本当にやりたかった事を瞑想して"降ろして"みて下さい。
これまでの流れを断ち切り、本当にやりたかった事が"降りて来る"筈です。
"2024/12/21 18:21"をスケジュールにメモしておいて下さい。
そのタイミングが仕事中なら、誰も居ない静かな給湯室かトイレか車へ…
小さな子どもがいるご家庭なら、トイレに篭るか、車庫の車で一人になって…
古から続く魔法の"御刻(ミトキ)"に瞑想してから「あけましておめでとうございます」と是非…✴︎