人は自分の意思でからだを動かしていると思っています
しかし生命の出発点においては、人は意思ではなく反射で動いています
生まれたばかりの赤ちゃんはまだ何も学んでいません
それでも、口に触れれば吸い、手に触れれば握り、音や衝撃に反応してからだを広げます
これらの動きは原始反射と呼ばれる神経プログラムです
この反射のお陰で赤ちゃんは母乳を飲み、外界に反応し、生命を維持する事ができます
つまり、原始反射は生き延びる為の仕組みです
赤ちゃんは原始反射によって動き、動く事で感覚が入り、感覚によって神経回路が形成され、この繰り返しによって脳とからだは発達しています
ただし、ここで重要なのが原始反射は永遠に続くものではありません⚠︎
発育発達が進むと原始反射は徐々に統合されて、その上に姿勢反射や随意運動が築かれていきます
つまり人間のからだは
無意識な反射→姿勢→意識的な運動
という順序で発達します
ところが、この過程がうまく進まず原始反射が統合されずに残存すると、からだには様々な影響が現れます
・運動が不器用
・姿勢が崩れる
・集中力が続かず落ち着きがない
・凡ゆる感覚が過敏になる
・読み書きが苦手
こうした問題は、努力不足や性格ではなく、原始反射という神経発達の構造として説明できる場合があります
一例として、ATNR(非対称性緊張性頸反射)という原始反射が残っていると、頭を回した時に意図せず手脚の筋緊張が起こります
本来この反射は乳児期に統合されるものですが、弱い形で残っていると、からだの左右の連動がうまく作れません
その結果…
・ボールを使った遊びが苦手
・左右の協調性が乏しい
・動きにリズム感がない
姿勢の問題では、モロー反射が残っている場合、からだは常に「驚き反応」に近い状態を保ち易くなります
これは交感神経が優位になり易い状態とも言えます
その結果…
・背骨が硬く姿勢コントロールが難しい
・呼吸が浅い
・首や肩が緊張し易い
・落ち着きがない
発達障害という言葉は、近年よく聞かれる様になりました
ADHD、学習障害、自閉スペクトラムなど、様々な分類があります
前述の様な動きや姿勢の特徴は確かに存在しますが、それだけではからだの中で何が起きているのかは十分に説明できません
そこで近年注目されているのが、神経発達という視点です
ここで重要な事実があります
それは、可塑性を持つ神経系は適切な運動や感覚刺激によって、神経発達は後からでも促す事ができるという事です◎
そう、発達はやり直せるのです
と、ここまで子どもの発育発達に絞った内容でしたが、しかし人体の神経発達は、乳児期だけで終わるものではありません
原始反射の統合が不十分な場合、その影響は大人になっても残る事があります⚠︎
もちろん大人の場合、反射がそのまま現れる訳ではありません
多くの場合は、姿勢や動きの癖、筋緊張が抜けない、などとして現れます
子どもも大人もこうしたお悩みを助けるのが、神経入力を取り戻すという発想です
からだの神経系は適切な刺激によって、いつからでも再び学習を始めます
筋肉や関節の受容器に刺激が入ると、神経回路が再調整され、動きの質が変わっていきます◎
子どもの場合、昔と今とでは遊ぶ環境も大きく変わりました
外で自由に遊ぶ時間は減り、からだを大きく動かす機会も少なくなりました
その代わりに増えたのは、画面の前で過ごす時間です
もちろん時代の変化そのものを否定する事はできません
ただ一つ確かな事があります
それは、からだの仕組みは昔も今も変わってないという事です
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