からだの中って棒だらけです
この棒状の形は
力を伝える・支える・操作する
という目的に最適な形状です
武器・農具・工具・文具・資材…まで
人間が発明してきた数々の道具の形に
棒状のものが多いのは
"からだの延長"
としてめちゃくちゃ使い易いから
からだの感覚が道具の形を決めたのです
箸とかペンとかを手に持って使うと
「自分の指が伸びた!」
みたいな感覚にもなるでしょう
サルに色んな形の道具を用意しても
手に取ってもらえるのはきっと棒状のものだけです
人間って
道具を使う天才なんじゃなくて
道具をからだに変えちゃう天才かもしれません
からだの中が棒だらけのお陰で
力学的に優れ
ぼくたちはあんな事もこんな事もできる訳です
だから自分はからだの操法を
筋肉ベースではなく、骨ベースで考えています