息には、熱い息・温かい息・冷たい息があります。
寒い日に悴んだ手を「フー」とはしませんよね。
暖を取る為、熱い息を出す時には「ハー」ですね。
逆に、熱々の味噌汁やお茶を冷ます時は「ハー」とはしないですよね。
「フー」って冷たい息を出します。
そして熱息と冷息の中間の息が「ホッ」とひと息つく時の、温かい息です。
実際に口の前に手を近付けて「ホー」と息を吹くと温かさを感じます。
緊張したり、イライラして頭がいっぱいで熱を持ってる時は、鼻から吸った息を「フー」と口から吹くのを1〜3分もすれば冷静になれます。
なぜなら焦った時、興奮した時は「ハァハァ」と無意識に熱息をしているから。
からだ痛くてしんどい時にも、ゆっくり「フーフー」すると鎮まります◎
逆に、やる氣が出なくて怠ける時はからだが冷めてるので「ハー」と息を吐くのを1〜3分もすれば、勝手に情熱が溢れてきます。
休憩時間に休んでホッとしたかったら「ホー」です。
腹式呼吸だの、胸式呼吸だの難しい事しなくても、吐く息の"音"でメンタルは自在にコントロールできる◎
音なら子どもにも伝わる◎
熱々なカップルを見たら「ヒューヒュー」って言いますよね。
「ハーハー」とは言わないですよね。
「ヒ」の時の口の形は、最も冷たい息が出ます❄️
熱々なカップル見てたら、こっちまで熱くなるから「ヒューヒュー」って自分の温度を冷やすんです。
『越冬つばめ』も「ヒュ〜ルリ〜」ですね。
口笛や鼻歌も「ヒ」「フ」の音でしか出せない冷息だから、リラックスする為の呼吸法です。
危なかった時には「フー」
かめはめ「波ー!(ハー!)」
しかも、このハヒフ(ヘ)ホの音の息で温度とメンタルを操る無意識の呼吸法は万国共通です。
メンタルというのは抽象的ですが、熱力・集中力・リラックスの3つに振り分けられます。
仕事・作業前に各々を10段階で自己評価した時、値が少ない箇所を補う呼吸をすると◎
例えば、熱力(やる氣)も集中力もないけど、眠いからリラックスはできてるかな〜と思ったら、やる氣が必要な作業なら「ハー」を繰り返し1分。
集中力が必要なら「フー」の息を、顔から少し離した場所の自分の人差し指に細く長く当てる💨
基本は、三角形のグラフの各々の値が中庸で正三角形になるのが理想。