「からだは食べた物でできている」
は物理的なからだだけでなく精神的な感情さえも造ります。
ジャンキーなものを食べ続けた人と、ヘルシーなものを食べ続けた人を想像してみて下さい。
例えば、子どもが何らかの精神疾患に罹った時、親は
「育て方が間違っていたのだろうか」
と自責の念に駆られる事もあります。
親の言う育て方の定義にもよりますが、道徳的な意味での育て方が間違っていたという意味でなら、答えはNOでしょう。
親である前に人としてどうなのかというタイプであった場合、子どもを虐待や育児放棄していたりと、その育て方が原因で子どもが精神疾患を発症する事もあるでしょう。
しかし、殆どの親御さんは、子どもにたっぷり愛情をかけて育てているものです。
ただ、そういう一般的な親でも、
"食事の重要性"
を全く認識しておらず食育という意味での育て方が間違っていたという意味でなら、答えはYESです。
発症したのは
"遺伝的な影響"
もしくは
"もっと精神病理的に根深い何かが先天的にあったから"
などと
"自分を肯定してくれる論理"
を得る事が目的になっている場合もあります。
例えば、ドーパミンの刺激を得る手段が、お菓子なのかお酒なのか、あるいは人によってはギャンブルだったりするという違いなだけで"依存の生理的メカニズム"は同じ。
だからこそ栄養療法では、ゆるやかなドーパミン刺激作用のあるナイアシン(ビタミンB3)が有効です◎
ナイアシン(ビタミンB3:ニコチン酸/ナイアシンアミド)は、エネルギー代謝や神経伝達物質の合成に深く関わる栄養素で、精神疾患との関わりが昔から研究されてきました。
脳も大量にエネルギーを使う為、ナイアシンが不足すると神経機能に影響が出やすい⚠︎
ナイアシンはセロトニン合成に関わるトリプトファン代謝にも影響する。
脳の代謝や神経伝達物質のバランスを支える栄養素として、不足している人にはサポート的に役立つ可能性があると考えられています。
サプリからナイアシンを摂る場合は、
高用量(1,000mg以上/日)は、ナイアシンフラッシュ(顔の赤み・ほてり)や肝機能障害のリスクがあるので服用量は慎重に⚠︎
他のビタミンB群や、マグネシウムと併用すると効果的◎
今でこそ精神科への敷居が低くなったものの、昔は家系に精神病者が出たら必死にその存在を隠したものでした。
本人のみならず、身内に精神病者がいるだけで就職や結婚に影響が出たという時代もありました。
当時ほど露骨ではないにせよ、今でもそんな風潮は社会の多くの場面に残っているのかもしれません。
昨今、精神疾患の発症は子どもも大人も増えています。
お伝えしたいのは、栄養療法なら精神疾患の発症を予防・治療ができるという事です。
適切な栄養の摂取によって、遺伝性のある精神疾患を含め、あらゆる病と無縁でいられるというのが栄養療法の信条です。
この栄養療法の知識が広く普及すれば、精神疾患も恐れるに足りないという理解が一般的になり、精神疾患の既往があるというだけで偏見や不利益にさらされるという不幸が減るのではないかと考えています。