腸脳相関

「腹が立つ」「腹をくくる」「腹黒い」「腹を割って話す」「腑に落ちる」…
感情(脳)と腹(腸)を結び付ける言葉の数々。
「緊張してお腹が痛くなる」経験則からその相関性を感じる方も居るのではないでしょうか。

腸には脳に情報を伝達する知覚神経が豊富に存在します。
つい最近まで逆のことが定説でしたが、実は腸から脳へ上行する神経繊維(80〜90%)が、脳から腸へと下行する神経繊維(10〜20%)よりずっと多い⚡︎

つまり、日々口にする食べ物によって形成された腸内環境の影響でその時々の感情、延いては人格をも形成するとも言えます。
いつまでも不摂生してると、太る前に、病氣になる前に、へそ曲がりの嫌な人間になっちゃいます。

脳は思考、腸は"直感"
「直感"gut feeling"」の"gut"の訳は腸。
腸で感じるのが、直感。
騙され惑わされるのはアタマで考えるから。

お腹に悪い事は、消化に悪いものを食べたり、腹を冷やす事よりも、納得していない事を消化できない状況が最も腸内細菌を破壊し易い。
まあいっか!くらいの氣持ちでやり過ごすのも時は必要。

腸内環境を労って優しい人間に。

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