自律神経と心臓

わたしたちの心臓は安静時、1分間に約60回の拍動をしています。
実はこの心拍数は皆さんお馴染みの"腹側迷走神経"が適切に働く事によって60回/分に抑えられています。
この働きを"ヴェーガルブレーキ"と言います。

この元々かかっていたブレーキが外れると心拍数は90回程まで上昇し、パニック発作や荒い呼吸となり"交感神経優位"になります ⚠︎

逆にブレーキがかかり過ぎると"背側迷走神経優位"になり、息がうまく吸えず喉が詰まる様な感覚や、心臓の動きが遅くなる為、脳への血流量が落ち、頭が真っ白になったり顔面蒼白になったり、トラウマ体験のフラッシュバックを起こします ⚠︎

その為、自律神経の安定=腹側迷走神経の最適化には、このヴェーガルブレーキがゆるくかかっている事が必要。
ヴェーガルブレーキは、声の韻律・抑揚、表情、呼吸法、遊びなどにより調整されます◯

自律神経の不調からの回復は、歌う、談笑、他者と遊ぶ、ヨガが効く◎

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