誰しもが物質的なからだの中に、非物質的な靈(心・魂)が入ってる事を耳にした事があるかと思います。
輪廻転生は、死後に役目を終えたからだから靈が離れて、また新たな命が芽吹く時にからだに入り、生命体として完成します。
つまり、わたしたちの本体・本質は非物質的な魂・心・靈であり、物質的なからだは自分ではなく"借り物"。
この考えは、整体や養生をする上でとても大事な考え方になります
例えば、人から借りた服を着る時にシワを作ったり、汚れたのをそのままにして返さないですよね。
使わせてもらってる借りた服に対して、文句をつけたりしないですよね。
わたしたちは、この地球という三次元の物質世界で生きる為に"からだ"という服を借りています。
借りてるので、この世を去る時には返すものです。
だから、からだは大事にするものです。
「"自分の"からだだから」と思っていると、好き勝手に飲み食いしたり、見た目に気に食わなければ整形したり、休みたがるからだに投薬して無理を強いたり、傲慢になります。
"からだは自分ではなく、他存在" この考えが念頭にあると、よりからだを大事にできます◯
あなたがあなた自身が使うからだを否定すれば、からだは苦しむでしょう。
からだは、あなたに使われる事を同意して、あなたの思考のままに動こうと従順です。
靈が自分であり、からだは他存在な訳ですから、からだを労わる事は他愛を育む事にもなります。
「からだを追い込むのが好き」
「キツいトレーニングをするストイックな自分が好き」
なぜ好きなのか今一度考え直す必要があります。
各々の趣味で片付くのか否か。
「暴力が好き」
それが自分に向けられたものでも、他人に向けられたものでも、許容される様な事ではありません。
からだが自分ではなく、借りている別の生命体である事が理解されたら、トレーニングはからだに強要させるものではなく、摂理に適うからだの使い方で、からだを労わりながら負担のない様にする事が求められる。
物質のからだは非物質の靈が入る受け皿。
強い精神性を手に入れるには、それに耐え得る強いからだが必要です。