陰陽で考える食事

食事に関しても健康情報が溢れかえりますが"陰陽"の食べ方がオススメ。

食べ物にも陰性のもの陽性のものがあり基本は、植物食(穀物・野菜・果物)は陰性食。
動物食(肉・魚・乳製品)は陽性食。

肉食により人間のからだは陽性に傾きますが、人間という存在は動物なので、陰性食と陽性食を同量摂るのではなく、陰性食である植物性のものを多く摂る事で人間のからだは調和を築けます。

動物性の食事が悪一辺倒という訳ではありません◯

近海の魚には大根おろし、遠洋のマグロなどにはより陰性の作用が強いわさびを合わせると魚の毒消しとたんぱく質の分解に働く。

ステーキにはレモンやじゃがいもやブロッコリーなどの陰性の強い野菜。

料理人が考えたというより、それらの組み合わせをおいしく感じる様に出来ている事でわたしたちのからだは自然に陰陽のバランスを取っています。

動物性を多く摂ればその食べた陽性の性質を受けてからだに顕れます。
陽性の性質、即ち行動的でスピーディー、早口で顔の血色は赤みがかる。
植物性を摂れば陰性の性質を受けて、言動共にゆっくり遅くのんびりに。

狩猟・遊牧民族は必然と動物食が多くなり行動的な民族に。
反対に農耕民族は穏やかに。
人は食べたものでできています。

のんびりしてる人、せわしなくしてる人。
現代科学では遺伝という見方で片付けられますが、その人の性質・性格はやはり食べたものでできています。
だから、今までの自分を変えようと思ったら後天的に人は食事で変わり得ます。

例えば、動物性の食事が多い子どもはどうしても陽性の影響から、よく動き、落ち着きがなく感情の起伏が激しくなります。
「静かにしなさい!」
「なんて聞き分けのない子なの!」
と叱りつけるのは親子共々、消耗する一方です。

"人を良くする"と書いて"食"です。

この記事を書いた人