人 + 良 = 食

食は生きる事の基本。
自分の口に入れるものを自分の手で作る事は、男女問わず自立の第一歩になります。

食べるものは確実にあなたの心身も生活も変えていく筈です。
自分の手で作った穀物と野菜が中心の食生活を一週間送るのと、加工食品ばかりの一週間とでは、からだは無論、精神状態までも大きく異なる事は想像に容易い。

人体実験を自分のからだで行うつもりで、食べるものによって変化していく自分のコンディションを観察してみるのも大変オススメです◯

自分自身に対して大きな影響力を持つ食事を人まかせにばかりしていては、自分のからだが本当に要求しているものが何なのかわからなくなってしまいます ⚠︎

コンビニエンスの名の下に、手軽に早く出来るものばかり口にしていては、化学調味料や添加物の摂取も自ずと多くなり、嗅覚や味覚が鈍ります ⚠︎
外食は時には楽しいものではありますが、自分のからだは自分で創り守っていくという決意と共に、手作りの食卓を習慣化していく様にしたいものです。

米を研ぎさえすれば、あとは炊飯器が炊いてくれる。
出汁をひいて味噌を溶き入れれば味噌汁ができる。
あとは、お浸しや干物を並べれば立派な和食の出来上がりです。
和食は予てよりレシピはないみたいなものなので、慣れさえすれば短時間で健やかな食卓を作りあげる事ができるのが、日本の食文化の優れたところです◎

炊事仕事は、一般的に女性の負担の様に語られがちですが、実は女性の助けにもなっています。
神経の密集する手先は脳と直結しています。
一日中、神経を張り詰めてデスクワークをした後に、米を研いだり、茶碗を洗ったりして指先を使う仕事をする事で、逆に神経系の疲労が取れたり、嫌な事が洗い流されたりするものです◎
本当に台所に立つ事が負担しかないのなら、世のお母さんたちはとっくに倒れています。

「ネガティヴな事は炊事で発散する」というくらいのつもりで、自分のからだは自分で作っていく気概を持って、男性方も台所に立ちましょう。

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