呼吸は、自律神経を意識的に調整できる、最も直接的で強力なセルフケアの一つです。
アーサナ(ポーズ)に合わせて、呼吸の仕方に重きを置くヨガは自律神経ケアに最適◎
"ウジャイ呼吸"は、
喉の奥を少し締めて「シュー」という摩擦音を出しながら、鼻から息を吸い、鼻から吐く胸式呼吸。
ヨガの一連の流れは、呼吸をしながらアーサナを順にこなしていきますが、各アーサナに合わせて呼気と吸気のタイミングを合わせる事もさる事ながら、この"ウジャイ呼吸"を合わせてする事が自律神経の最適化に非常に大きな恩恵を齎します◎
↓「自律神経とは?」ついては下記のリンクから↓
https://kazutosaito.com/%ef%bc%92%e3%81%a4%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%8f%e3%80%81%ef%bc%93%e3%81%a4%e3%81%a0%e3%81%a3%e3%81%9f%e8%87%aa%e5%be%8b%e7%a5%9e%e7%b5%8c/
「自律神経が整う」には、12対の脳神経が健常に働く事が必要ですが、その中でも大きな因子となる"舌咽神経"
(※舌の後ろ1/3、喉の奥や口蓋垂(のどちんこ)を支配する神経)

自律神経由来の不調があると、口を開いて鏡を覗いて見た時に、舌が盛り上がって口蓋垂が見えなかったり、口蓋垂が左右のどちらかに曲がっていると言ったサインがあります。
(※口蓋垂が曲がっていると、曲がっていない側の腹側迷走神経が麻痺している可能性あり)

そんな舌咽神経から自律神経由来の不調をケアできる方法の一つが、"ウジャイ呼吸"
喉の筋肉で喉自体を少し締めながら「シュー」と音がなるくらいの呼吸をする事で、通常の発声時以上に喉に振動を与えられ、その振動が硬くなった周辺筋肉を緩めて、舌咽神経の健常な働きを呼び戻し、延いては自律神経由来の不調改善の一助となります◎
余談ですが…
「炭酸飲料を飲んで気分転換にしたい」なんて時は、炭酸の弾ける泡で不活性化した舌咽神経を刺激したいという無意識的な自律神経ケアです。
労働後のまず一杯目は"ビール"ですよね。
一杯目から日本酒や焼酎にいかないで、ビールを選ぶのは炭酸による舌咽神経への刺激で、疲れたからだが自律神経的にリラックスし易いからという本能。
ウジャイ呼吸のコツは、寒い時に手を温める吐息をするイメージのまま、口を閉じて鼻呼吸にするだけです◯
自律神経と脳神経について深掘りした事に加えて、ヨガを教えてくれたヨガインストラクターのMizuhoのお陰で気付く事ができたので、先生には感謝です。
にしても、ヨガのクラスに参加すると驚きます。
満員御礼のスタジオにも響き渡るMizuho先生のウジャイ呼吸の音の力強さ。
「ヨガと出逢ってから徐々に健やかな心身を築けた」とMizuho先生が語ってくれた事もあり、ウジャイ呼吸による物理的な舌咽神経の鍛錬が、心身の健康の為になったと脳神経の観点からもみてとれます。
そんなMizuho先生のヨガは、現在当スタジオで月1開催中。
御予約必須ですので、各種連絡ツール(HP、Instagram、TEL、LINE)から御予約下さい。



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