魚の捌き方から視えたからだ開発

健康界隈にいると、運動や食や精神性など凡ゆるものが明治維新の前と後で変わったと言われ、後者の時代である多くの人が健康問題に悩む様になった現代では、前者の時代である江戸時代にあったからだの在り方や生活の中に、養生の本質があったと気付きます

しかし、からだの使い方や食や精神性などを改める為に、わたしたち現代人が江戸時代にあった文献を解読するなんて事はほぼ無理です
素人のわたしたちには江戸時代の書物に書かれたものは呪文にしか見えません
ただし、当時の文字は読めなくても、文献から読み取れるものがたった一つあります
それは"絵"

江戸時代に全盛期だった浮世絵は、その時代の人のからだの在り方を具に記録してくれています

浮世絵とからだの在り方に関するブログは下記もぜひご参照下さい↓

浮世絵の人物画は現代人からすると、特殊なからだの動きをしている風に見えますが、それは"からだを構造通りに使う"のを当時の人たちは当たり前の様にできていた事を表しています

浮世絵には凡ゆる生活シーンが描かれたものがありますが、中でも魚を捌く人物画は面白いです

魚を捌く浮世絵はいくつも残っていますが、その魚を捌く様子はどれを取っても同じ捌き方で、所謂現代での魚の捌き方とは異なるやり方で描かれています

その特徴的な捌き方は、魚を三枚おろしにする際に魚の尻尾を抑える手腕と、包丁を持つ手腕が交差しています

現在ではこんな捌き方はまず見ないです

ここで注目すべきは腕がからだの内方に入り交差している事に加え、魚を抑える方の腕の肘が完全に伸展している事

この抑える腕の肘が屈曲していると、前腕の屈筋群・上腕二頭筋・大胸筋に力が入ります

大胸筋に力が入ってしまうと、大胸筋が硬く邪魔になってしまうので、腕を内方に入れる事はできません

"江戸時代の人は、上腕をからだの正中線に入れる事ができた"

現代人にとって、それは多く人ができない事です

上腕をからだの正中線に入れられるのは、肋骨を左右別々に使う事ができているお陰
胸郭は中央部を胸骨と胸椎で隔てて、肋骨は左右別々なので、肋骨は左右別々に使う事が"構造通りにからだを使う"って事です

魚を捌く機会がない現代人に別の例で言うと、寝る時に枕無しで横向きで寝れるか/寝れないかです
たいていの人は横向きで寝る時に枕が無いと頭と肩の高低差で首が痛くなって寝られないですが、それは肋骨を左右別々に使えていないから⚠︎
肋骨を左右別々に使えていると、上腕を内方へ運べるので、横向きで枕無しで寝ても頭と肩の高低差がないので違和感がなく、且つ呼吸を司る肋骨の動きが自由なので睡眠時の呼吸も良くできて疲れもとれ易い◎

浮世絵として残っている魚を捌く様子は必ずこの格好で描かれているので、当時ではこれがスタンダードだった訳です

当時の人に、投球させたら、柔道させたら、パンチさせたら、からだを構造通りに使えているのでさぞかし強かった事でしょう

そんな、肋骨を左右別々に使う事を始めとした"からだを構造通りに使う"術は、ぜひ整体パーソナルトレーニングで✴︎

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